【宣材写真】「はじめまして」のモデルさんとどう向き合うか

宣材写真の需要は不思議と集中しやすく、特に春先はスタジオも混み合います。一件一件を大切に時間を長くとって撮影していますが、繁忙日には「はじめまして」とご挨拶してから5分後には撮影に入っていることも少なくありません。

事前に直接お会いして打ち合わせができるのがベストですが、理想が叶わない多くのケースではその現実のなかで精一杯の仕事を提供するだけです。初めてのモデルさんもリピーターさんにも同じように結果で応えてこそのプロです。

そして、5分くらいでモデルさんの表情や個性を見極めながら少しずつ演出を加えていきます。立ち方、顔の角度、手脚の見せ方、眼差しと細かい注文を出しながらワンポーズごと凝縮して撮影しています。一期一会の想いが濃い時間を醸成し、化学反応となって写真が産まれ出る、そんな感覚です。

そして、モデルさんと正面から向き合うのではなく、同じ方向を向いて二人三脚で歩き出すことを大切にしたいと思います。

 

撮影者とモデルの距離感を大切に

艶っぽさ、佇まいの美しさ、清潔感、親しみやすさ。それぞれに魅力を感じながら丁寧に撮影を重ねます。

撮影者とモデルの距離感を大切にしています。

 

ウォーキングのコツを伝授、次回までの宿題

スラッとした手脚を綺麗に見せて…初めてのオーディション写真は個性も出て良い仕草、表情でした。

ウォーキングのコツを伝授、次回までの宿題です。

 

オーディション写真は全身写真も重要

 

オーディション写真は全身写真も重要な見せどころです。

撮影前のレクチャーで体幹や重心を意識を持たせて、向きを変え仕草を変え、存在感を意識しながら撮影を重ねます。

 

 

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