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就活用写真撮影のコツと対策
―写真館の視点から伝えたい「魅せ方」のポイント―
就職活動が本格化するシーズンになると、緊張しつつも真剣な眼差しでカメラに向かう就活生の姿に、私たちも学生時代を思い出し、初心に立ち返る気持ちになります。
ここでは、日々たくさんの就活生を撮影している写真館の視点から、外見の“魅せ方”について、実践的なアドバイスをまとめました。
髪型のポイント
● 前髪は“軽め”が基本
男女問わず前髪は軽くし、目にかからないようにするのが鉄則です。前髪が重いと「だらしない」「暗い」印象につながってしまいます。
撮影時にはお顔立ちに合わせたアドバイスもできますので、迷ったらそのままお越しください。
● 整髪料は“髪質に合わせて”
最近は整髪料を使わない男性も増えていますが、髪質に合った整髪料を使うと印象が大きく変わります。
ショップの店員さんに相談して、自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
● セットは手短に
触りすぎると逆にまとまりが悪くなることもあります。サッと整えて自然に仕上げるくらいが◎。
ネクタイの選び方
● 地味すぎる色・柄は損をする?
落ち着いた色は安心感がありますが、あまりに地味だと消極的に見えることも。
就活では「自分がどう見られたいか」を優先して選びましょう。
ショップで「就活向きの色・柄」をいくつか提案してもらい、その中から選ぶと失敗がありません。
● 明るめカラーで“フレッシュさ”を演出
すこし明るめの色や爽やかな柄を選ぶと、顔色も良く見え、フレッシュな印象がアップします。
自分のラッキーカラーを取り入れるのも、気持ちを前向きにする効果があります。
● ナロータイは避ける
細身の“ナロータイ”は遊び着の印象があり、就活向きではありません。
最近は標準でも細身でスタイリッシュなネクタイが多いので、無理にナロータイを選ぶ必要はありません。
● ボタンダウンシャツについて
ボタンダウンシャツは襟先をボタンで留めているシャツで、もともとノーネクタイで着る前提のシャツです。
ネクタイと合わせても絶対NGではありませんが、ややしっくりこない場合があります。
特に襟元は印象を左右する重要ポイント。
ネクタイとの相性が良いか、ショップで一緒に見てもらうのがおすすめです。
ブラウスの選び方
混同されている方を時々見かけますが、ブラウスにはレギュラータイプ(写真左)と開襟のスキッパータイプ(写真右)の2種類あります。
レギュラータイプは胸元まですべてのボタンを留めます。スキッパーは胸元にボタンがありません。襟を少し開いて上着にかかるようにします(かけなくてもよいのですが、中途半端な印象かも)レギュラータイプが無難ですが、アパレルやビューティー業界、広告・イベント系などエレガント/アクティブな印象をつけたい場合はスキッパーがおすすめです。
エアライン転職用・外資系等プロフィール写真
エアラインや外資系をはじめ就活・転職のエントリーに証明写真ではなくプロフィール写真が必要なケースが増えています。
宣材写真と同様経験豊富ですので、お任せください。
オーディション写真等の宣材写真のプランが適用になります。応募要項を確認のうえご相談ください。
ビューティー仕上げについて
写真の仕上げは、男女を問わず“マスト”とも言える工程です。
フォトスタジオ リバーシの「ビューティー仕上げ」(美修正)は撮影者自身が細部まで手作業で行い、
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肌の質感
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目の輝きや充血の調整
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鼻筋・フェイスラインのバランス
などを整えつつ、その人らしさを残す自然な補正を心がけています。
撮影後の印象を大きく左右するので、仕上げにもこだわることをおすすめします。
髪色も変えられます(ビューティー仕上げに含まれます)

髪の色を濃くしたり明るくしたり、黒く染め直すこともできます。
ビューティー仕上げに含まれますので、お気軽にご相談ください。
※白髪を自然に黒く染めることはできません(少量なら可です)ので、ご了承ください。
セレクト追加もできます(オプション)

就活用写真のセレクト追加が可能です。
作例は眼鏡あり(下)なし(上)です。眼鏡の有無は印象も大きく変わるので、皆さん悩むところです。
ブラウスやネクタイ・上着を替えての撮影もOKです。業界や社風などを考え、緻密な準備を。
就活写真を撮る際に気をつけたいこと 男性編
- 髭剃りは丁寧に。肌の弱い方はお湯でじっくり湿らせたうえで粘性の強いローションやクリームを使い、剃刀または水洗いOKのシェーバーで丁寧に剃ります。シェーバーは深剃りのものよりもあたりのソフトなものがおすすめです。
- ボタンダウンのシャツは避け(本来ノーネクタイのためのシャツです)、レギュラータイプをチョイスしましょう。
- ネクタイは定番の青系のほうが知的に映ります。細身のナロータイはきれいに留めにくく、またカジュアルな印象になるので注意が必要です。
就活写真を撮る際に気をつけたいこと 女性編
- メイクはナチュラルに。ただしルージュはしっかりひいてください。明るめ、血色のよく見える自然な色が健康的に映ります。
頬は写真室ではてかりやすいので、薄めに仕上げると良いです。 - 髪型やお顔立ちにもよりますが、額を広く見せたほうが知的で清潔な印象にみえます。
- これも髪型や好みもありますが、耳を出したほうが小顔に見えます。
- 前髪のヘアピンは使いすぎると野暮ったい印象になりがちです。
- 混同されている方を時々見かけますが、ブラウスにはレギュラータイプ(写真左)と開襟のスキッパータイプ(写真右)の2種類あります。
レギュラータイプは胸元まですべてのボタンを留めます。スキッパーは胸元にボタンがありません。襟を少し開いて上着にかかるようにします(かけなくてもよいのですが、中途半端な印象かも)レギュラータイプが無難ですが、アパレルやビューティー業界、広告・イベント系などエレガント/アクティブな印象をつけたい場合はスキッパーがおすすめです。
就活写真を撮る際に気をつけたいこと 共通編
- 疲れ目は見た目の印象を大きく損ないます。充血や目のくまもある程度修正はできますが、しっかり休養を取った表情にはやはりかないません。特にスマホの使い過ぎには注意しましょう。
- 上着の肩幅に合ったハンガーを。合っていないと肩がツンと盛り上がったりヘタって見えたりします。くれぐれもシャツに使うような細身のハンガーを使わないこと。

“質問力”は就活にも活かせる
撮影時に質問をたくさんされる方もいますが、写真館としては大歓迎です。
「自分なり」に完結せず、
・他人の意見を聞く
・気になる点をその場で確認する
こうした姿勢は、迷いを解消し、自分の魅力をよりよく表現する助けになります。
そして何より、その主体的で積極的な姿勢は、シビアな就活を乗り切るうえで大きな武器にもなります。
転職・再就職…一般の方向けのプランもあります

お仕事の後でも撮影できるように営業時間外(18時以降)もスケジュール調整いたします(要事前予約)。
写真室でお着替え&お化粧直しもできます(ドライヤー以外の道具はご持参ください)。
就活用写真は「自分の分身」として企業に会いにいくもの
就活用写真は「自分の分身として企業に会いに行く」大切な1枚です。
細かいことはすべて写真館で調整できますので、完璧に準備しようと悩みすぎず、気軽にご相談ください。
