映像を凶器にすべきではない

映像は未来への贈りもの

先日、プロ野球の試合中に横浜ベイスターズの黒羽根捕手が野球観戦に来ていたスタンドの少年にボールをあげたところ、近くにいた中年女性がそれを力ずくで奪いとるという事件(?)がありました。たまたまその情景をTV局のカメラが捉えていて、その行いについてネット上では大騒ぎになっています。

もちろん、ひどい振る舞いであり、その女性は人としてあるまじき己の行為を大いに恥じて反省すべきですが、この女性を特定しろとか映像をシェアして大騒ぎするのも行き過ぎではないかと思います。誰もが映像機器をポケットに持ち歩き、それをシェアする手段を持っている現在は映像の大洪水です。映像で溢れる社会は時代の産物であり、それを今さら制御することはできませんが、映像を凶器にすべきではないと思うのです。

また、映像が個人情報を侵すという事例が積み重なることで、自由な映像制作が阻害されるおそれだってあります。これは映像を生業とする立場から言うわけではありません。例えば、お子さんの運動会にビデオカメラを持ち込めなくなることだってあり得るのです。

現に、今日では街角で自由にスナップ写真を撮ることは困難になっています。個人情報保護の意識が過度に働いているのです。肖像権は古くから保護されてきた権利であり、それは尊重すべきですが、個人情報の何たるかを知らぬまま個人情報保護だといって撮られるのを厭うのは本末顛倒です。私たちが明治維新からの社会の変遷を知っているのは、大量にのこされたスナップショットのおかげであり、それらは我ら国民の共有資産です。

風鈴 日本の夏 プロモーションオフィス リバーシ

話がややそれましたが、映像は未来への贈りものです。それは正しく管理されるべきであり、他人を攻撃するために使うなどは間違っています。

 

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投稿者プロフィール

今井 賢司
今井 賢司プロモーションオフィス リバーシ 代表
フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級

立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富

会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください

終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています

日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)

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