【作例紹介】演奏家の魅力や個性を伝えるプロフィール写真(宣材写真)

春といえば新しい生活が始まる季節。音楽の世界でも、この時期はコンサートや発表会、オーディションなどが多く開かれ、活動が活発になる時期です。
「芸術の秋」という言葉があるため、音楽は秋のイメージを持つ方も多いかもしれませんが、実際には春先も演奏家にとって大切なシーズンと言えるでしょう。

先日、乳幼児から鑑賞できる「ファミリーコンサート」のオーケストラ公演を聴く機会がありました。会場には小さなお子さんを連れた家族が多く、音楽に合わせて手足でリズムをとったり体を揺らしたり、壇上に上がったこどもたちが目を輝かせて演奏を見つめたりする姿がとても印象的でした。

あらためて、生の演奏が持つ力と、音楽の楽しさ・素晴らしさを実感したひとときでした。

今回は、そんな音楽の世界で活動される方のための宣材写真の作例をご紹介します。素敵なステージ衣装をまとった、演奏家らしい雰囲気や個性を大切にしたプロフィール写真撮影の参考になれば幸いです。

 

緊張するスタジオ撮影では「お客様ファースト」

演奏家・ドレスの宣材写真 フォトスタジオ リバーシ(宇都宮市)

若きフルーティストの宣材写真。当初はドレス二着をお着替えしての撮影の予定でしたが、体調が思わしくない様子でしたので、中断のうえの順延を提案し翌週に再撮影となりました。

緊張や寝不足が原因と思われますが、こういった見極めは早めにしています。お客様の健康と安全は第一ですし、スケジュールを優先し無理して撮影してもよいものにはなりません。お客様ファーストです。小規模スタジオだからこそ、対応力を大切にしています。

後日、お着替えなしの撮影にご変更になったのは、体調を考慮されてこともあるのでしょうが、お気遣いもあったかもしれません。当初プランに固執せず、予定変更に伴いしっかりとこのドレスをとらえることに集中。大人びた眼差しも垣間見えて印象的でしたが、今回の撮影は特に少女の瑞々しさを引き出すよう演出しました。体調が恢復したことで、肌の色も健康的に映っています。

撮影の前後で御母上もメールで状況をおしらせくださり、また撮影後は御本人からもお詫びと御礼を頂き、かえって恐縮しました。音楽を嗜む方は、お若いうちから色々な人たちと接するからでしょうか、落ち着いて大人っぽい方が多いです。なにより、お母上の細やかな気配りをしっかり受け継いだお嬢様だからこそ、身にまとった気品が感じられるプロフィール写真に仕上がっているのだと思います。

 

ストラップレスドレスの撮影

演奏家・ドレスの宣材写真 フォトスタジオ リバーシ(宇都宮市)

音楽家の撮影経験は豊富で、ドレスの撮影も得意です。肩紐のないストラップレスドレスは、優雅に大人っぽく魅せることができますが、注意したいポイントもいくつかあります。

まず、隠すものがないぶん、「線」と「陰影」がそのまま見る者の印象になります。首筋、フェイスライン、肩、腕——そのすべてが画面の中で主役になる衣装です。

特に意識するのは、首筋とフェイスラインの見せ方。顎を引きすぎず、ほんのわずかに前へ。首をすっと立てることで、自然な緊張感が生まれます。そこにやわらかな影を添えることで、輪郭にシャープさと品が宿ります。

大人っぽさは、つくり込むというより「引き算」で表現します。微笑みすぎず、感情を少しだけ内側に。眼差しに落ち着きを持たせることで、静かな強さがにじみます。

腕は体に密着させず、わずかに空間をつくること。肘の角度ひとつで、ラインは細くも、長くも見せられます。力みを抜きながら、形は整える。そのバランスが重要です。

ライティングはフラットにせず、やや立体感を意図します。頬や鎖骨、肩にほんのりと陰影をのせ、面を浮かび上がらせる。ただし、今回は影を深く落としすぎず、透き通るような肌の美しさが際立つバランスに調整しました。影をつくることも、影を抑えることも、どちらも陰影のコントロール。光で面を整え、影で線を描きながら、透明感と存在感の両立を狙っています。

シンプルな衣装だからこそ、細部が語ります。その繊細な積み重ねが、写真全体の品格を決めていきます。

 

きめ細かな対応力は小規模スタジオの強み

演奏家・ドレスの宣材写真 フォトスタジオ リバーシ(宇都宮市)

過去にも沢山ご紹介してきましたが、小さな音楽家の宣材写真撮影のご依頼も多くいただいています。とりわけドレスの撮影はモデルさんも撮影者もテンションがあがり、熱が入ります。

他にも候補の衣装をご持参いただきましたが、今回は御本人と撮影者の意見が一致した大人っぽい赤のドレスに決定。

リピーターさんですが、前回の撮影はモデルオーディションで、白のシャツとショートパンツというシンプルな服装、規程により真正面からの撮影でした。その日のカルテに撮影者は「眼差しに大人びた雰囲気を感じる。演出すると大化けしそう」とメモしていました。

リピーターの撮影は必ず前の撮影の情報に目を通し、参照します。きめ細かな対応力は小規模スタジオの強みです。

以前のメモの情報から大人びた雰囲気を探っていきます。プログラム用のバストショットですから、トリミングしてもバランスよく、そして雰囲気のある演出を。じっくり演じて頂いたおかげでイメージ通りの撮影ができました。このことはまたカルテに記入し、次回の撮影に役立てていきます。

 

スタジオ撮影(宣材写真)

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投稿者プロフィール

今井 賢司
今井 賢司プロモーションオフィス リバーシ 代表
フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級・ITパスポート

立教大学卒業後、広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中
ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富

会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください

終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています

日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)
ITパスポート

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