生前遺影は長寿のお守り
生前遺影の普及の必要を感じたのは、遺影写真の制作依頼のほとんどにおいて満足できる写真がない現状に疑問を抱いたのがきっかけでした。まだ生前遺影なる言葉が一般化する前のことです。 数十年という人生を生きてきて、素敵な写真が一枚も残らない…そんなことはあってはならないと、今も思っています。
遺影制作
【制作事例】遺されたスナップ写真や証明写真からの遺影制作
私たちは生前遺影のご準備をオススメしていますが、それでもご用意できなかったその時はお手元に遺された写真からの制作になります。 表情を柔らかくしたり活き活きとさせたり…その人らしさを残して、よりよい遺影を制作します。こういった作業は写真店にできるせめてものこと。丁寧に進めております。
亡きご主人の命日に出てきた一枚のポラロイド …「お父さん、格好良くしてもらって喜んでるわ」と老婦人は言いました
写真は未来への贈りもの、そんなことを再三申し上げていますが、後で探してみると意外と良い写真ってなかなかないものです。 特に日常の写真ってなかなかないんです。旅行先ではカメラを向けても、普段はそうじゃないんですね。 だから、どうぞ、日常を撮影してください。毎日暮らしたご自宅、お気に入りの茶碗、共に暮らしたペット。そういった、生活風景を活写するのも家族や親しい同士のコミュニケーションだと私は思っています。
生前遺影は忌むべきもの？そんなことはありません。それは、故人の生きた証となり、故人の尊厳となります
人は人生のどの段階においても、いま残すことのできる最高のポートレイトを撮っておくべきと、私は考えます。