【制作事例】ティーンエイジャーのオーディション
ミセスジャパン2020栃木大会に参加します(ご報告)
新型コロナウィルスによる社会の混乱が続いていますが、そんななかでもオーディションやコンテストは盛んに開催されています。
私どももご縁により「ミセスジャパン2020栃木大会」に撮影者として選考会に参加させていただくことになりました。
「ミセスジャパン」は昨年フォトスタジオ リバーシのリピーターでありパートナーでもある及川真子さんが全国大会、そして世界大会でそれぞれ入賞した大会です。
及川さんの快進撃や彼女とのコラボなどあって、昨年はにぎやかな一年になりました。彼女の頑張りに私も元気をもらいましたし、刺激を受けるところも大いにありましたね。
いつかこの大会のお手伝いをさせていただきたいと思っていました。ご縁に感謝し、大会が盛り上がるように精一杯お力添えをさせて頂く所存です。
さて、実はコロナ休業明けにも大勢のオーディション写真を撮影させていただいております。
今回はオーディション写真の作例披露のなかで、コロナに負けずチャレンジされている皆さまをご紹介しつつ、かれらにエールを贈りたいと思っています。
特に今回は10代のチャレンジャーをご紹介します。ティーンエイジャーたちのチャレンジ、写真室からお届けします。
モデルオーディションは制約の中で何をどう魅せるか
モデルオーディションは一般のオーディションやコンテストと比較して制約が多く、ポーズや動きをつけてはいけないことが多いです。
素材の良さをどう引き出すかが見せどころです。
ポーズや動きをつけないと言っても、漫然と撮影するわけではありません。美しく見えるように、緊張感をもたせたり小さな変化の中に表現をつけたりしながら撮影します。
表情も難しいです。笑顔が爽やかだったので白い歯がこぼれるような表情もたくさん撮りましたが、お澄ましのほうが眼力も効いてより個性的にみえたので、結局そちらからセレクト。
ポーズの変化が少ない撮影も実は大変です。熱心なモデルさんで、しっかり演じきりました。
オーディション+カジュアルフォトも既存プランの扱いでお請けできます
兄妹でオーディション写真撮影…からのカジュアルポートレート。
まずはリピーターの妹さん。小学生の時から不思議と大人っぽくて個性的でしたが一段と大人っぽくなりましたね。
あ、皆さんに「個性的」という言葉をつけていますが、お世辞じゃありませんよ。やっぱり、こういったチャレンジをしている人って個性的になっていくんです。
その個性が周囲から際立たせて、浮かび上がらせる。そんな事があると思います。
以前は大人っぽい仕草で撮影しましたが、今回は先程の作例と同様規定に従ってポージングはなしです。
武術で鍛えた体幹のおかげで、撮影中は終始ピンと背筋が伸びていたのが印象的でした。
そして、さっきまで妹を冷やかしていたお兄ちゃんが登場。
返り討ちにあって冷やかされ、なかなか集中できませんでしたが、ポーズや表情をアドバイスすると真剣に取り組み、少しずつ撮影に入り込んでいきました。
最後に、お母様からのリクエストもあって、兄妹のカジュアルフォト。
兄妹揃って黒帯だそうですが、今回道着を用意していたのはお兄ちゃんだけ。妹さんはちょっと不満だったようです。本当に負けず嫌いなんだなあ。
仲の良い兄妹、この撮影もきっと良い想い出になると思います。
大人にになってこの写真を見ると、きっとこの日のやり取りもまざまざと思い出されるんじゃないかな。
宣材写真の前回の作例公開でもご紹介しましたが、最近宣材写真とカジュアルフォトを併せて撮影する方が増えています。
「宣材プランマルチプラン」で最大5カットセレクト(オプションでさらに追加も)可能です。
ビッグオーディションこそ原点に還って本来の良さを表現したい
ビッグオーディションともなれば全国から大勢の人がエントリーしてくるので、カメラの前でだけ個性を演じて見せてもその場しのぎのメッキになってしまいます。
原点に還って自分自身の良さをしっかり見つめることが大切だと思います。
背伸びしたクールな感じより、素の優しい感じの方が素敵だと思って、そんな風にアドバイスしました。
一方的な押しつけではなく本人のご意向は大切にしていますが、ミスマッチを感じたときにはきちんとお伝えするようにしています。
伸びやかな本人らしさがよく出ていたのでしょう。セレクトをご覧になったお母様のお勧めでB2サイズの大型ポスターを制作しました。
こんなふうに写真を残す機会はなかなかないから、それも撮影体験として大切にしていただけると嬉しいです。
10代はあらゆる経験が将来の糧
今回ご紹介した4人とも、ご理解のあるお母様がしっかり支えていらっしゃるのが印象的でした。
オーディションというと必ずしも親御さんの理解や協力が得られるとは限らないのですが、特に10代はさまざまな可能性を持っていて、あらゆる経験が将来の糧になる時期です。
失敗を避けて何もさせないと、かごのなかの鳥のようになってしまいます。失敗が怖くて何もできない、無気力で堪え性のない大人になってしまいます。
失敗さえも将来の糧になると信じて、家族や友人のみなさんも一緒にエールを贈り、そして支えていただきたいと思います。
私たちも、そんなチャレンジを熱い気持ちで応援しています。
投稿者プロフィール
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フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級・ITパスポート
立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富
会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください
終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています
日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)
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