【ミセスの頂点を目指して】ミセスジャパン2020 栃木選考会 宣材写真撮影の舞台裏-2(クラシックミセス編)

フォトスタジオ リバーシが公式撮影を担当させて頂きますミセスジャパン2020栃木選考会。前回「ヤングミセス編」に引き続き、今回は46歳からの「クラシックミセス」の宣材写真撮影、その舞台裏です。

 

面白いことを言って笑わせて撮るのは外道

ミセスジャパン2020栃木選考会

コンテストの経験豊富なミセス。でも意外なことに「笑顔が苦手…」とおっしゃいます。そういわれると撮影者としては燃えてきます。

スタジオワークがメインの私の感覚では、9割以上の方が「写真が苦手」だと思っています。それは、そのとおりだと思います。何を隠そう、撮影者自身も苦手なのです。

さて、スタイルの良さが際立つドレスで、まずは全身写真から撮影。

実はこのミセスジャパンエントリーの宣材写真は上半身だけでよいのですが、全身のスタイルを確認し「頭のてっぺんから足の指先まで」意識して立っていただくために、そして記念となるように全身写真から撮影しています。

このスタイルは、全身写真のほうがより美しいですね。シンプルなマーメイドスタイル、きりっとして格好良い感じ。ビューティーコンテストでなかったら終始お澄ましで撮影したいくらいです。

さて、笑顔をいかに引き出すかですが、基本的にコミュニケーションが肝です。でも、ただ笑わせるということではありません。

私が学生時代についていたカメラマンの教えは「面白いことを言って笑わせて撮るのは外道」。まあ、ちょっと言いすぎかなとは思いますけど、その教えはいまも自分のなかに活きています。

特に宣材写真の場合は目を細めて、くしゃくしゃに笑っていたのではその人の本来のお顔立ちが伝わらなくなってしまいます。

相手のことが少しずつわかってくると心も開けるし、表情も変わってきます。

短い時間で相手のすべてをわかるなんて不可能ですが、なんとなくお互いに話し方や人柄などがわかってくる、そのなかで打ち解けてくるのを待ちます。

お澄ましも凛として素敵な表情でしたが、とろけるような優しいまなざしの笑顔がまた素敵。ビューティーコンテストはやはり品の良い笑顔が必須です。

こんな風に素敵な笑顔で選考会に送り出したいと思っていました。この笑顔と出逢えてようやく撮影終了です。

 

慈愛に満ちた柔らかい眼差し

ミセスジャパン2020栃木選考会

自信に満ちた堂々とした立ち居振る舞い。オープンマインドなミセスの撮影はテンポよく、楽しく進行しました。意志の強さを感じるきりっとした眼差しも素敵でしたが、ほんの瞬間に垣間見えた慈愛に満ちた眼差しが特に印象的でした。

美しく磨き上げられた細身のお身体をきれいに綺麗に残すことを特に意識して撮影しました。

撮影後もこのドレスでのステージでの歩き方やポージングなど案を出してみたり、ほかの出場者にも公平に気づいたことをアドバイスしたりしています。撮影者は本来黒子ですが、出逢いのなかで最大限のお手伝いをさせていただいております。

 

個性的な眼差しと笑顔を追いかけて

ミセスジャパン2020栃木選考会

エキゾチックな雰囲気の漂う大人のミセス。でも、恥ずかしがりで可愛らしくもあり、個性的な眼差しと時折見える笑顔と追いかけっこのような撮影でした。

はじめ個性的な眼差しのショットをセレクトしましたが、ビューティーコンテスト向けの明るい表情のショットに変更。力強い眼差しが印象的です。

 

健やかに輝きを放ち周囲と相乗効果を発揮して頂きたい

ミセスジャパン2020栃木選考会

おおらかな笑顔の輝くおひさまのような女性。後でその第一印象をお伝えすると「女性はみな太陽であり、花であると思っています」との回答がありました。平塚らいてうを連想しますね。

撮影に際しては当初は別のご衣装のしっとりと落ち着いた大人の女性、その優しさをイメージされていたようですが、健やかに輝きを放ち周囲と相乗効果を発揮して頂きたい、そんな想いでこのショットを推しました。

もっとかわいらしい写真や、もっと彼女の素顔に近い写真は他にもあったと思います。でも、撮影者が提供したかったのはそういう写真じゃありませんでした。

これから皆さんが出ていくのはスポットライトを浴びてたくさんの人の視線を集める華やかな舞台です。そのシチュエーションにふさわしい写真をと思って推薦しました。

服装や見た目の華やかさもさることながら、毅然とした佇まいに彼女の芯の強さを撮影者は感じたのです。

 

 

これにてミセスジャパン2020栃木選考会の宣材写真撮影こぼれ話は終了です。当日ステージでの、またバックヤードでの撮影も楽しみです。

遠方からエントリーされた方など諸事情により今回撮影できなかった皆さまも、ご活躍をお祈りいたします。そして、当日お目にかかるのを楽しみにしております。

 

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投稿者プロフィール

今井 賢司
今井 賢司プロモーションオフィス リバーシ 代表
フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級

立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富

会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください

終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています

日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)

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