コラム

フィルムからデジタルへの変遷、そしてAIと共生する写真の世界

本日6月1日は「写真の日」。日本写真協会が1951年に制定した記念日です。写真の歴史や文化を振り返る良い機会ですね。 偶然ですが(本当に)、『フォトスタジオ リバーシ』のオープン記念日でもあります。2011年、東日本大震災後の輪番停電など混乱のなかで準備を進め、被災者のボランティア撮影やイベント撮影のチャリティ実施など、写真で社会に貢献するという意識を新たにした船出でした。 その後、デジタルフォトの普及、スマホやAIの出現と、写真を取り巻く環境は激変しています。

消えゆく写真雑誌へのオマージュ

写真雑誌『フォトテクニックデジタル』が休刊を表明しました。同誌は数年前から路線を変更し、女性ポートレート、サブカル寄りに大きくかじを切って面白い誌面を作っていただけに残念です。2020年春以降、『アサヒカメラ』『月刊カメラマン』『日本カメラ』の三大写真雑誌が相次いで休刊、写真雑誌は消滅の危機に瀕しています。