おかげさまで10周年…写真や映像を生業とする者に課せられた尊い社会的使命・責務

おかげさまで10周年、キャンペーン実施中です！！

おかげさまでプロモーションオフィス　リバーシは10周年を迎えることができました。皆さまのご支援、ご愛顧のおかげです。あらためて御礼を申し上げます。

すでに今日この日に先立ち「10周年記念感謝祭」と題しまして、婚活・お見合い写真の割引ご優待サービスとシニアポートレート（生前遺影）撮影の割引ご優待サービスといった各種キャンペーンをご提供しております。どうぞご利用ください。

 

リーマンショックと東日本大震災

2008年秋、資金も顧客もなく、認知度も営業拠点すらもなく、無い無い尽くしの船出でした。

独立直後にリーマンショックが日本経済を揺るがし、栃木県内も多くの企業の撤退・倒産が相次ぐなか、先の見えない営業を余儀なくされました。

訪問先でも「景気はどう？」なんて軽口すら聞かれなくなった時期でしたね。

 

幸い、設立当初は仕事にも、契約カメラマン、デザイナーといったパートナーにも恵まれ、困難な道も忙しく歩み続けることができました。

しかし、順調な日々を手にし次のステップをとフォトスタジオを始めることにした翌日に東日本大震災が発生。当時主業務としていた各種イベントの自粛・キャンセルの相次ぐ中で営業方針を一から見直すことを迫られるようになりました。

 

出張業務主体をやめ、自店舗の顧客を大切にするという営業方針の大転換

思えば、この時期に業態の見直しをしたことが大きかったです。

それまではB to B（企業間取引）、イベント・出張関連業務が主体で自店舗の売上は二の次といった営業でしたが、自店舗の業務にウエイトを置き、自店舗の顧客を大切にするという営業方針の大転換をはかりました。そのことで、一時的に収益の大幅減を招くことにもなりましたが、新たな顧客層に支えられ、盛り返すことができました。

 

いくら利用客と親しくなってもイベントが終わればそれまでといった従前と異なり、店舗を気に入っていただき、仕事ぶりを認めていただき、顧客として長くお付き合いいただくことができるようになりました。

その変化は単純に数値化できませんが、かけがえのないものであり、商売をする者にとって最高の栄誉、喜びであると思うのです。

また、出張・イベント業務の中で培ってきた動画制作も、プロモーションオフィス　リバーシの主要サービスとなっています。何事も精一杯取り組んできてよかった、無駄になることなんてなにもないのだとあらためて思います。

 

写真や映像を生業とする者に課せられた尊い社会的使命・責務

また、この時期オープンした写真店業務も無理を重ねながら続けてきてよかったと思っています。激しい余震や輪番停電といった未曾有の事態で、このいわば「第二の創業期」はかなり不安でしたが、学ぶことが多くありました。

東日本大震災では被災した方が瓦礫の中から家族の写真を持ち出してくるという映像がしばしば放送されました。

その映像を観るたびに写真や映像を生業とする者に課せられた尊い社会的使命・責務といったものを思わずにはおれませんでした。

私自身もボランティアで避難所にお邪魔し、被災家族の肖像や家族写真などを撮影させていただきました。そういった体験は、今でも変わらず私の原点となっています。

 

次の10年へ…より大きな社会的責務を自らに課し、果たしていきたい

商売が10年続いたといって、それは私的な記念に過ぎません。ですが、この節目を大切にし、次の10年をしっかりと歩んでいく所存です。

これまでは自店舗の営業を主とした業態に力を入れてまいりましたが、より大きな社会的使命・責務を果たしていきたいと願っております。

異業種との協業・コラボレーションにも積極的に取り組んで、新たな社会貢献をしていきたいと考えております。当然ですが、映像・写真を通じ、顧客の満足を図りながら、です。

 

ビジネスに　日々の暮らしに　映像のチカラを

昨今はイノベーションの深化とグローバリゼーションがもたらす社会変革のサイクルが早く、10年経てば世の中の仕組みが一新されてしまいます。

新たな時代の芽吹きを常に意識しながら、時代に寄り添い、皆さまに寄り添い、大切なものを提供してまいります。

まだまだ未熟で、できることも限られています。皆さまのご助力を一層賜りたくなにとぞよろしくお願い申し上げます。

 

ビジネスに　日々の暮らしに　映像のチカラを

 

2018年9月1日

プロモーションオフィス　リバーシ
代表　　今井　賢司