【宣材写真】「はじめまして」のモデルさんとどう向き合うか
初めてのモデルさんは、表情や個性を見極めながら少しずつ演出を加えていきます。立ち方、顔の角度、手脚の見せ方、眼差しと細かい注文を出しながらワンポーズごと凝縮して撮影しています。一期一会の想いが濃い時間を醸成し、化学反応となって写真が産まれ出る、そんな感覚です。
映像制作、広告・写真業(フォトスタジオ兼:栃木県宇都宮市) ビジネスに 日々の暮らしに 映像のチカラを
初めてのモデルさんは、表情や個性を見極めながら少しずつ演出を加えていきます。立ち方、顔の角度、手脚の見せ方、眼差しと細かい注文を出しながらワンポーズごと凝縮して撮影しています。一期一会の想いが濃い時間を醸成し、化学反応となって写真が産まれ出る、そんな感覚です。
オーディション写真撮影のご依頼が増えています。この時期にチャレンジを続ける姿勢は、後に豊かな経験として還ってくるのではないでしょうか。コロナ禍は自分自身の能力や適性、キャリアなどを見直す良い機会でもあります。自分の進むべき道を見定め、力を蓄える時期としたいものです。
写真館の仕事は写真を撮ってお渡しする…それだけではないと思っています。 舞台の上にスポットライトをあてるように、人に光をあてる仕事だと思っています。そして、AIやリモートで急速に人間疎外が進むいまだからこそ大切な仕事だと思っています。
写真館には実に様々なお仕事の方がいらっしゃいます。出会いこそがこの仕事の醍醐味でもあります。チャーミングな笑顔やエレガントな仕草、澄みきった声、きりっとした眼差しなどリモートでは知り得ないプロフィールを感じながら、日々その人の美しさと存在感にフォーカスしています。
プロフィール写真撮影では笑わせてパチっと撮る”ニコパチ”は原則的にダメです。学生写真の頃、お世話になっていたプロのフォトグラファーに厳しく教えられました。曰く、その人の素顔を品よく映し留めないといけないのだと。いまでも時々思い出します。