カジュアルポートレートこそがあなたの記録かもしれません
ちょっとだけよそ行き?写真館でのポートレート
美しい女性を美しく撮るのは簡単なようでいてそうでもありません。特にカジュアルポートレートにおいては。
カジュアルポートレートというと「普段どおり」「ありのまま」というイメージを皆さんお持ちのようですが、写真館においては当然ながらお友達同士でパシャパシャと撮影するといったことではなく、さりとてフォーマルでもセミフォーマルでもなく…あえて言うならばセミカジュアルといった位置づけになるかもしれません。
でも、それじゃ、わかりにくいですよね。「ちょっとよそ行き」くらいの感じですね。
肖像写真には一定のセオリーがありますが、常につかえる方程式は存在しません。なぜなら、人の魅力は人それぞれだからです。そして、それを探し当て引き出すのが私たちフォトグラファーの仕事です。
「普段どおり」「ありのまま」の中にどんなムードを見いだせるか、もしかするとご本人も気づいていない魅力が隠れていないか…角度やライティングを変えディレクションしながら探っていきます。
どなたでも素敵な笑顔はお持ちですし、笑顔のカットは必須ですが、笑顔よりも素の表情がより美しい、そんな瞬間もあります。そんな風にして撮影者とモデルさんとの協同作業によって一枚の肖像写真が仕上がっていきます。
「自分自身の成長の記録」カジュアルポートレートのすすめ
「私は定期的に自分の遺影を撮影しています」
と言うと大抵の方はえっ!と驚かれるのですが、今から終活にいそしんでいるわけではありません。
ただ、写真を生業にする立場から、いまの己の肖像を残すということの意味を深掘りして考えるようになり、そんなことを実践するようになりました。毎年、元旦に誰もいない写真室で、自身の肖像を撮影しているのです。
いまの自分自身はいましか存在し得ません。ひととして何かに打ち込み、時に迷い、精一杯この時代を駆け抜けていく。その姿を定期的に残すということは、自分自身が生きた証となり、いずれ自分史に似たものになると思うのです。それは、晴れの日に撮影されるフォーマルな写真だけではダメで、日常を確かに伝えるカジュアルフォトの役割なのです。
カジュアルポートレートを定期的に撮影するのは、自分自身の成長の記録でもあります。定期的に撮影にいらっしゃるお客様も多く、「初めの頃より年をとっていやになっちゃうね」なんて皆さん冗談交じりにおっしゃいますが、その逆なんです。生き方や人柄といったものは必ず表情に現れます。人は年月を重ねるほどに磨きがかかるもので、それは今の自分が未来の自分に期待して良いということでもあります。そして、写真にはそれを受け止める力があると信じているのです。
写真は未来への贈りもの。あなたというかけがえのない存在を、写真室で残していきましょう。
カジュアルポートレートは
▶️フォトスタジオ リバーシ 028-680-5635
栃木県宇都宮市滝谷町6-7 コボリ洋菓子店さん隣 駐車場あります
投稿者プロフィール
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フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級
立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富
会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください
終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています
日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)