【占い師の皆さま必見】占い師ならではの撮影メソッド
占いの方とは不思議とご縁があるようで、よく撮影させて頂いております。今般、比較的同じ時期に複数名の占い師を撮影させて頂きました。
ご縁があるだけに、撮影者もこだわりをもって撮影に臨んでいます。ご要望や撮影意図をしっかりすり合わせて撮影するのは他のプロフィール写真と同様ですが、占い師ならではの撮影メソッドも存在します。
お召し替えの前後で撮影意図を変えて
お召替え(今回はショールを追加しただけ)しての宣材写真撮影、衣装も写真映えを念頭にセレクトしました。
お召替えをした前後の変化を服装の印象に頼っていては撮影者としてはダメです。お召替えして変わった印象をまず撮影者が明確に受け止め、そこから演出を施します。
お着替え前の左側のシチュエーションではキリッとして清潔感のある佇まいを意図して撮影しましたが、お着替え後はミステリアスで妖艶なムードも意図して撮影しました。
個人的にはライティングや背景を変えて雰囲気を作り込みたいところでしたが、ご要望に沿って明るい雰囲気での撮影にいたしました。
眼差しを意識して頂き、存在感のあるプロフィールに
占い師の撮影では着物や民族衣装など「らしい」服装で撮影される方と、平服っぽい装いで撮影される方とに分かれますが、平服の撮影でもなにかアイテムをご持参いただくことをお勧めしています。
この撮影ではタロットのカードのみを使用。眼差しを意識して頂き、存在感のあるプロフィールに仕上げました。
相談風景を演出しての撮影はリアリティを意識して
こちらもカジュアルな装いでの宣材写真撮影。特別な衣装も小物もなく、相談風景を演出しての撮影。シンプルな撮影ゆえにリアリティが要求されます。
モデルさんの存在が感じられるストレートなショットを多めに撮影、お着替えありの撮影で後半に続きます。
ビビッドな印象の前半と打って変わってパステルトーンの優しい雰囲気に。
ポージング自体はあまり変更していませんが、差し出す手の位置や眼差しを修正し、全体の印象をより優しいものにしています。
お着替えありの撮影では「着替えたらなんとなく雰囲気が変わった」ということではなく、雰囲気を変えたい意図を汲み取り、そこに向けて撮影を組み立てることが重要です。
やはり「ザ・占い師」という装いがオススメ
カジュアルな装いのポートレートが多いなか、このように占い師らしい装いでの撮影の方もいらっしゃいます。
占い師の皆さんは全体に「写真が苦手」という方が多く、撮影前は宣材写真に期待していない方が多いようにも感じます。
ですが、宣材写真はご自身の仕事ぶりやプロフェッショナルな佇まいを表現する大切なビジネスツール。服装や小物にもこだわりをもって撮影に臨んでいただきたいと思います。
こちらの作例は背景を合成で差し替えていますが、照明は撮影時に青く色を付けました。すべて後処理でつくった画とは違う臨場感が、モデルの存在感を際立てます。
投稿者プロフィール
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フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級
立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富
会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください
終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています
日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)