終活支援は一般に思われている以上にハードルの高い活動です

2019みや終活フェスタの記事(とちぎ朝日)

10/18(金)発行のとちぎ朝日に「みや終活フェスタ」と「終活サポート ワンモア 栃木支部」及び「フォトスタジオ リバーシ」の活動について掲載されました。

詳しくは終活サポート ワンモアの公式サイトに書いたので、ここでは終活支援活動についてのこぼれ話をしたいと思います。

 

遺影写真の9割が「急遽作成」

終活カウンセラー®?どうして?・・・最近よく訊かれます。

もともとは、生前遺影の普及と終活のワンストップサービスのためにこの活動を始めました。

現在、遺影写真の9割が急遽作成されたものだと言われています。

要するに準備していなくて、遺族が慌てて写真を探してということです。そんな状況ですから、状態の良い写真が出てくることはまれです。

写真がない理由はさまざまです。

・事故や急な発作、体調を崩したことによる突然死
・長患いして恢復せず、撮影する機会がなかった
・大きな病気がみつかって言い出しにくくて…
・生前遺影を勧めたら怒られた
・古い写真は沢山、最近の写真がない

結局は出てきた写真の中から制作するしかないのですが、のこされた人たちにとって大きな負担になります。

「こんな写真しかなかったのか」初めて会う人にそんなことを言われて、のこされた人が傷つき悲しみを新たにすることもあると思います。

そんな悲しい遺影制作の現場を何度も経験し、この現状を少しでも変えていきたい。そう願っています。

終活全般に言えることなのですが、「のこされる人に負担をかけない」という視点で考えることが大切です。

 

終活支援は一般に思われている以上にハードルの高い活動

「生前遺影」は「終活」ということばが広く言われるようになったころから一般的に認知されるようになっていますが、それでも現実には準備されている方はごく少数派です。

先日の「エンディングノートの書き方講座」でも既に準備されている方は5%程度でした。

生前遺影に限らず、終活支援は一般に思われている以上にハードルの高い活動です。人生の終焉はできれば考えたくない、そういった気持ちは当然ですから。

「いま、稼げる仕事だね」なんてよく言われますが、その逆ですね。

 

ただし、考えることを避けていても何も解決しないのも事実です。そして、何より大切にしたいのは、自分自身の現状を把握することです。

そのことでいまを、そして明日を、よりよく生きることができると思うのです。実はそれってシニアに限ったことではないと最近は思うんですけどね。

まだまだ啓蒙段階ですが、根気よくこの活動を続けていきます。

 

「2019みや終活フェスタ」もそんな啓蒙活動のひとつです。少しずつ世の中に浸透することで世の中のお役に立てれば幸いです。

「終活、何もしていない」「何から始めたらよいかわからない」そんな方にこそお越しいただきたいと思っています。

 

2019みや終活フェスタへのお申し込み、お問合せは
終活サポート ワンモア 栃木支部 TEL.028-680-5635
(フォトスタジオ リバーシ内)

栃木県宇都宮市滝谷町6-7 E-Mail:k.imai@one-more.jp

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投稿者プロフィール

今井 賢司
今井 賢司プロモーションオフィス リバーシ 代表
フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級

立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富

会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください

終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています

日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)