【PV制作のススメ】映像制作でありがちな失敗とその対策
プロモーションビデオは製品やサービスを効果的に宣伝するための強力なツールです。映像を通じて、商品やサービスの特徴や魅力的なポイントをわかりやすく伝えることができます。
また、映像を共有することで、ソーシャルメディア上での拡散効果が期待できます。
ビジネスで映像を活用するには、まず目的を明確にし、ターゲット層を決め、映像のストーリーやコンセプトを構築することが重要です。
その後、打ち合わせを行い、予算やスケジュールを決定し、映像制作に入ることが必要です。
映像制作プロセスについて
映像の制作プロセスでは、以下のようなステップを踏みます。
1.ブレスト(アイデア出し)
まず、貴社のニーズや要望をお伺いし、プロモーションビデオの目的やコンセプトを決定します。
自由に発想していただきながら、効果的な映像活用の道を探ります。
2.脚本(原稿)作成
次に、映像のストーリーや内容を構成する脚本を作成します。脚本は、映像の制作過程での指針となります。
あらかじめ制作内容を確認することで、収録後のやり直しといった無駄な作業を避けることができます。
シナリオの作成や原稿読みで注意すべきことなどを映像制作マニュアルにとりまとめております。
3.ビデオ撮影・編集
脚本に基づき、ビデオの撮影や編集を行います。字幕やBGMを効果的に挿入しながらわかりやすい映像を制作します。
必要に応じ、複数のカメラによるマルチカム編集を行います。
4.完成・納品
最終的に、制作されたプロモーションビデオを納品いたします。貴社のウェブサイトやSNSアカウントなどで公開し、より多くの人々に貴社の魅力を伝えることができます。
映像制作でありがちな失敗とその対策
以下は、映像制作でありがちな失敗とその対策の例です。
コンセプトや目的が定まっていない
失敗:制作チームがコンセプトや目的を明確にしていない場合、映像のストーリーや伝えたいメッセージが曖昧になってしまい、効果的な映像制作ができなくなります。
対策:映像のコンセプトや目的を決める前に、事前に必要な情報を収集し、貴社のニーズや目標を明確にしてください。コンセプトや目的が明確になることで、より明瞭で効果的なストーリーを構築できます。
映像が長すぎる
失敗:映像の長さが長すぎると、視聴者の興味を引き続けることができず、逆に退屈に感じられることがあります。また、長すぎる映像は、貴社のメッセージを十分に伝えることができなくなります。
対策:映像の長さは、視聴者の興味を引き続けるために最適化する必要があります。一般的に、2〜3分程度の映像が最適とされています。また、映像の中で使用する映像や音楽などを選定することで、視聴者の興味を引き続けることができます。
多くの情報を発信する場合は、いくつかの映像に分けて制作するのがオススメです。その際も撮影はなるべくまとめて、編集で切り分けることで制作コストを抑えることができます。
質の低い映像
失敗:映像の質(画質・音質・編集)が低い場合、視聴者に悪い印象を与えてしまい、映像が効果的に機能しなくなります。手ブレ、ピンボケ、露出不測、色合い、音質、編集…いずれも適切でなければきちんと観てはもらえません。
対策:映像の品質確保のためにはプロフェッショナルな手法を用いて制作することが重要です。必要に応じて、プロ機材やソフトウェアを使用し、経験豊富なスタッフが制作担当することが大切です。また、制作においては、撮影前にシナリオやスクリプトを緻密に準備することが必要です。
メッセージが分かりにくい
失敗:映像のメッセージが分かりにくい場合、視聴者にとって理解しづらいと感じられます。このため、映像が効果的に機能しなくなくなります。
対策:映像のメッセージを分かりやすく伝えるためには、ストーリーボードやスクリプトを使用し、クリアなメッセージを伝えるようにします。また、映像制作サイドは、映像の伝えたいメッセージや目的に合わせて適切な映像や音楽を使用することで、視聴者に伝えたいメッセージをより明確に伝えることができます。
視聴者の好みや興味を無視した映像
失敗:視聴者の好みや興味を無視した映像は、視聴者に対して価値を提供できず、効果的に機能しなくなります。
対策:貴社のターゲット層の興味や好みに合わせた映像を制作することが重要です。視聴者が求める情報や、興味を引くストーリーを取り入れ、視聴者にとって価値のある映像を制作することで、効果的に機能させることができます。
映像のストーリーが弱い
失敗:映像のストーリーが弱い場合、視聴者は映像に対して興味を持つことができず、映像が効果的に機能しなくなります。
対策:視聴者にとって魅力的なストーリーを構築することが重要です。ターゲットとなる視聴者の属性(年齢・性別・嗜好など)を明確にしたうえで、映像のストーリーには課題解決やターゲットとなる視聴者が感情移入しやすいストーリーを盛り込むことで、視聴者にとって魅力的なストーリーを構築することができます。
視聴者が映像の目的を理解できない
失敗:視聴者が映像の目的を理解できない場合、映像が効果的に機能しなくなります。
対策:映像の目的を明確にし、視聴者が理解しやすく伝えることが重要です。映像の目的をはっきりと伝え、視聴者にとって興味深くなるようにストーリーや映像を構築することで、視聴者に映像の目的を理解させることができます。
プロモーションビデオの活用事例
以下は、プロモーションビデオの活用事例です。
- 製品やサービスの紹介
- イベントの告知
- 会社の紹介やブランドアイデンティティの確立
- マーケティングキャンペーンの推進
- 採用動画(リクルーティングビデオ)
- ソーシャルメディア上での宣伝
- 動画広告の配信
- オンラインショップでの商品説明やデモンストレーション
- 新製品の発表
- ウェブサイトのトップページに設置してのアピール
- ビジネスプレゼンテーションや会議での使用
- eラーニングの教材
担当者よりひと言
初めてプロモーション映像を制作される時や担当になって間もない方は特に不安かもしれませんが、事前の打ち合わせをしっかりと行い、目的やコンセプトを明確にすることが大切です。
また、予算やスケジュールをしっかりと決め、進捗状況を確認しながら制作を進めることで、思い描いた映像を制作・活用し成果を上げることができます。
投稿者プロフィール
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フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級
立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富
会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください
終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています
日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)