「変態」は進化の担い手？　CP+2015より

「変態」は進化の担い手？

先週はカメラ映像機器の総合展示会「CP+」に出かけてきました。個別最新機材に関するインフォメーションはまた追ってご案内しますが、トータルではニッチ層に向けた新製品が多かったように感じられます。マニア向けと言っても良いかもしれません。Nikonの天体写真向けデジタル一眼レフやオリンパスのスマホ制御式レンズカメラ（カメラレンズ？）などが一例です。

私見ですが、ニッチ向けの製品というのは進化の過程における副産物であったり、新たな需要を探る試みでもあると思います。そして、進化の過程で産み落とされるいわば「変態」こそが進化の担い手でもあると思うのです。あらたな奔流を産み出す原動力かもしれませんね。そんな気がしました。

充実のプロ向けセミナー

また、CP+のメインコンテンツとなりつつあるプロ向け動画セミナーでもビッシリ勉強してきましたので、早速実際の業務に取り入れていきたいと思います！話題が小津安二郎監督のカメラワークにも及んだので、『東京物語』など昨夜また借りてきて視聴しましたが、やはり名作ですねー。尾道もいいなあ。…閑話休題。

今回は、イメージング業界全体のトレンドを伝えるマーケティング関連のセミナーも聴講しました。

インフォト・レンズ？ウェアラブル系のレンズとかスマホアプリとか連想しましたが、

インフォ・トレンズ

っていうマーケティングの会社…の講演。レジュメも英語、同時通訳付き。意外と通訳機使ってない人が多いと思ってたら、みんな居眠りしてるとか（笑）。グーグル・グラスはじめ未来へ向けてのテクノロジーの無限の可能性、4Kといった総論でしたが、興味深いところもありました。

 

フォトのまちヨコハマ

ブースに戻って、大人気の鉄道写真家、中井精也さんがいらっしゃいました。中井さんの写真は旅情や地域の人・風物を捉えて、大変好きな写真家です。

 

ホテルからの夜景も美しく、フォトのまちヨコハマでの2日間は充実したものになりました。
こういったまちづくりを推し進めているヨコハマがうらやましいし、刺激を受けましたね。

 

 

 

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