【作例公開】音楽家の宣材写真で好印象を与えるポイント

芸術の秋…の少し前には多くの演奏家のプロフ写真撮影のご依頼を頂きます。

ドレスや着物、正装での宣材写真撮影、モデルさんも本番さながらの緊張感をまとってご来店になります。

そのキリッとした雰囲気も大切にしながら、ドレスに動きをつけ、ステージや観客をイメージしていただきながら仕草をつけ、表情を引き出していきます。

 

ドレス→ドレスとお着替えありの宣材写真撮影

声楽家の宣材写真。こちらのモデルさんのお師匠さんであるK先生をはじめ、これまで何人もの生徒さんたちを撮影させていただいています。皆さん品が良く、明朗で礼儀正しい女性ばかりなので、いつも楽しく撮影させて頂いています。

ドレス→ドレスとお着替えありの「宣材写真マルチプラン」、スケジュールに余裕を持たせて沢山のイメージを演出しました。

前半、オリーブがかったブラウンのドレスは大人っぽく、存在感を意識して撮影しました。濃いめのドレスは写真映えが難しく、光沢感を強調したライティングで。後半の水色のドレスは一転してフレッシュで明るいイメージ、柔らかいライティングでナチュラルに描きます。

どちらのドレスも個性を引き出していますが、しっかり着こなしているモデルさんもさすがです。華がある感じで、ドレスに負けていないです。

独立した頃ダンスイベントの撮影を年間数十件と一手に請け、鍛えられたこともあってドレスの撮影は得意ですが、ドレスの形状や色みに応じて演出を施すのが大切です。

加えて、音楽家の撮影ではステージをイメージして撮影しています。ステージでの振る舞いを再現していただくことで、よりリアルで自然なプロフィール写真に仕上がります。

 

演出控えめの撮影でも細かくお直し

演奏会のパンフレット用の撮影。今回はワンショットのみで、演出も控えめの撮影ですが、お顔の角度や方の位置など細かくアドバイスしながら撮影を重ねるのは他の宣材写真と同様です。

こちらも沢山の生徒さんたちが撮影にお越しくださったK先生の生徒さん。音楽家の皆さんは礼儀正しく、品があって素敵です。その品のよさが音楽にもあらわれ、洗練されるのでしょうね。

 

白のドレスは清潔感が大切。明るく聡明な印象の眼差しがよく映えています。

音楽家の宣材写真で重要なのは、モデルさんにステージや観客をイメージして頂くことだと思います。ぼんやりレンズを見つめていたのでは、音楽家の肖像は浮かび上がってこないのです。

「写真の仕上がりに負けないよう頑張ります」とのメッセを頂きました。人柄も素晴らしい同郷の若者にエールを送ります。

 

背景を差し替えして自由に表現できます

オーディション写真などは無背景での撮影がほとんどですが、背景を差し替えることでがらっと雰囲気を変え、さらに素敵に演出することもできます。

 

左右は同じ撮影の中で撮影しました。右はスポットの当たるステージをイメージし、ライティングを変えて撮影しています。

 

音楽家の撮影経験豊富です。ぜひお任せください。