「なにができるの?」「なんでもできます」=「なにもできません」と言っているようなもの??

広告はコミュニケーション

スピーチで、いろんなエピソードを紹介してるうちに何の話だかわからなくなってしまったなんてこと、よくありますね。それと似たようなことですが、広告を制作する際に欲張ってあれこれ盛り込んだところ、何が主題なのかぼやけてしまったり…そんな経験はありませんか?

広告も発信者(企業や店鋪)と受信者(ユーザー)とのコミュニケーションなんですね。

「なんでもできます」と言われても困る

以前、知人が弁護士になったので「何が得意なの?」と聞いたところ「何でもできますよ」と言われたことがありますが、本人にその気はなくてもそれは何も得意分野がないと言ってるようなものなんですね。

例えばその彼を、誰かに紹介するときに

「弁護士のAです。離婚調停は得意分野ですよ」というのと

「弁護士のBです。なんでもできますよ」というのとでは

Aさんのほうが断然有利だと思いませんか。逆に、なんでもできると紹介されたBさんのほうができる感じがしませんよね。多分、仕事の依頼はAさんに集まると思います。

「○○が得意」というのは、「○○しかできない」という意味ではありません。ユーザーからは「ほかには何が得意なの?」とさらに関心を集めるかもしれません。

手を広げるだけでは相乗効果は得られない

先日、新規営業の方に「いろいろ売り込めばそれだけ商売につながります」と言われましたが、ただ手当たり次第に売り込むだけでは相乗効果は得られません。それは「なんでもできます」と自称するようなものです。むしろ、「××は苦手ですが、その分○○に力を入れています」と言うほうがユーザーにとってわかりやすくメリットも大きければ、そのほうが売れると思います。それは正直だとか誠実だとかいった問題ではなく(それもあるけれど)、そのほうがわかりやすいとか印象に残りやすいからなのです。

結局のところ、ビジネスや商売ってそれぞれの強みを売り買いして成立しているわけですから、強みを全面的に打ち出した者に有利に働くのは当然だと思います。

 

私たちは映像や写真を基軸としたプロモーションを仕事にしていますが、「何が強みであるか」を見失うことなく、またその強みにこそ誇りをもって仕事に取り組んでいこうと思います。

制作事例です。ダンス・コンサート等のステージやパーティー・記念式典などのイベント映像制作が得意です。動画と写真の同時記録もおまかせください!!

 

映像プロモーションは
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栃木県宇都宮市滝谷町6-7

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投稿者プロフィール

今井 賢司
今井 賢司プロモーションオフィス リバーシ 代表
フォトグラファー(フォトマスターEX)・ビデオグラファー・終活カウンセラー1級

立教大学卒業後広告代理店・リゾート勤務を経て2008年独立
宣材写真・ビジネスプロフィール写真・婚活写真など日常的な人物写真のスタジオワークをメインに活躍中 ミスコン・ミセスジャパン、ダンス・音楽イベントなどの公式撮影、各種オーディションの撮影経験豊富

会社勤めの経験も豊富。就活のアドバイスやビジネス向けのパーソナルブランディング、映像・写真・WEBを活用した視覚的な広告・営業戦略が得意です。出張撮影、映像制作、ホームページ制作おまかせください

終活カウンセラーとして「終活サポート ワンモア」を主宰。異業種提携による終活のお手伝いの傍ら終活講座やカルチャー教室などミドル~シニア世代向けのイベントを企画開催しています

日光国際音楽祭® 公式カメラマン
ミセスジャパン2020栃木選考会公式フォトグラファーほか
終活サポート ワンモア主宰
終活カウンセラー1級
エンディングノートセミナー講師養成講座修了(終活カウンセラー協会®)

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