【制作事例】プロフィール写真が、あなたのビジネスを拡げると信じて

2011年、運命の分かれ道

創業当時、プロモーションオフィス　リバーシはB to B（“Business to Business”　企業間取引）の出張撮影をメインに請け負っていました。元請けとして多くの契約フォトグラファーの手を借りて、主にホテルや催事場のパーティーの撮影を年間契約で請けていました。厳密に言えば企業の一般向けの販売に貢献するB to B to C（“Business to Business to Consumer”）です。

しかし、東日本大震災を機に写真スタジオを借り上げ、スタジオ撮影を主体としたB to C（“Business to Consumer”）、とりわけ「プロフィール写真」に特化するという道を選びました。

フォトスタジオとしては後発で認知度もなく、当初は苦戦しました。「マンスリーポートレート」などと銘打った集客プランなど次々と企画を試しましたが、軌道に乗るまでは時間がかかりました。利益率の高いイベントの仕事のほうが良かったのではと思うこともありました。

しかし、オーディション写真でご支持が集まり始め、宣材写真、ビジネスポートレート、婚活、生前遺影とそれぞれに特徴を出した取り組みのなかでたくさんの出会いに恵まれました。さらにはミスコンや音楽祭、映像制作といったB to B寄りの、本来注力してきた分野でもたくさんのご縁を得ました。ビジネスの顧客との出会いも多く、終活支援を始めとしたコラボ企画も色々手掛けることができました。

運命の分かれ道は、大きな円を描いて元の道にもつながっていたんですね。

2020年は予想だにしなかったパンデミックを経験し、また苦境を迎えましたが、大震災後の方針転換こそが運命の分かれ道だったと思います。あの時いまの道を選ばなかったら、このコロナ禍を乗り切ることはできなかったかもしれません。そして、いまあるご縁に感謝の気持を持って、強い気持ちでまた前に進んでいこうと思っています。

そして、私の撮影するプロフィール写真が、皆さんのビジネスを拡げることを信じて。

背景を変更してイメチェン

 

カジュアルな装いでビジネスプロフィール写真。飾らない人柄が感じられます。

ご要望にて、背景紙を濃いめのグレーのグラデーションに変更。気を使われる方で「どちらかだけでよいです」とおっしゃっていましたが、後悔を残したくなかったので両方撮りましょうと提案。白背景も爽やかですが、グレーは教職者らしい雰囲気が感じられます。黒板のイメージでしょうか。近年は大学もディスプレーとプロジェクター中心で、黒板は古いかな？？

最近はWEBでの使用を想定して白バックが定番化していますが、以前はグレーもよく使っていました。「シャープ」「クール」「重厚」といったイメージがあります。カジュアルな服装なので、シャープで清潔な印象が感じられました。

 

セールスパーソン、いつもの笑顔で

 

笑顔の素敵なミセスのビジネスプロフィール。写真からも元気な声が聞こえてきそうです。

人と会うお仕事、よく気のつく女性で、物腰柔らかく癒やされる女性でした。後日、再びご来店になってクライアントへのプレゼントをご用意されたり、日頃のお仕事ぶりが見えるようでした。

私も独立の前も後も営業経験はそれなりにありますが、見習いたいものです。

 

お着替えしての”Portrait BIZ”

Portrait BIZ 前半戦…ビジネススタイルはより柔らかく

 

お着替え有りのプランで、まずは王道のビジネススタイルから。この後カジュアルな雰囲気にチェンジしますが、ビジネススタイルでは表情豊かになるよう沢山おしゃべりしながら撮影しています。

Portrait BIZ 後半戦…セミカジュアルは崩し過ぎずに

 

ビジネススタイルからセミカジュアルにチェンジ。崩し過ぎず、ポージングはアクティブに、おしゃれ目に…若々しい仕草、表情をタイトにまとめます。

笑わせてパチっと撮る”ニコパチ”は原則的にダメです。学生写真の頃、お世話になっていたプロのフォトグラファーに厳しく教えられました。曰く、その人の素顔を品よく映し留めないといけないのだと。いまでも時々思い出します。