【作例公開】宣材写真・ビジネスプロフィール写真はご要望を共有することから

少し前に書いたブログ（『ビジネスプロフィール写真で大切なことは撮影の意図を伝え、共有すること』）の中で、撮影の意図をモデルさんに伝えるのは撮影者として大切なことといったことを記しましたが、逆にモデルさんにも撮影者にお伝えいただきたいことがあるのです。

 

宣材写真やビジネスプロフィール写真では使用する写真の規程が細かく定められているケースも多くあります。

また、写真の用途が明確になっていれば、特に規程のない写真でも意図や演出を含め撮影手法が固まってきます。

事前にお打ち合せするのがベストですが、その時間が取れない場合もなるべく情報をお知らせ頂けると撮影のクオリティが一段と高まります。

例えば「起業するのでHP用の写真を」「セミナー講師用にビシッと格好良く」「新入社員の教育担当なので若々しく明るい感じで」。ご要望や気になっていること、些細なことでもよいのです。遠慮せずにお話ください。「研究者です」「営業担当です」「俳優志望です」といった情報も、あると参考になります。

難しく考えることはありません。明確なイメージがないならそのことを教えてください。そんなときはお仕事の内容などお話を伺いながらこちらで提案させていただきます。

それらを共有することで撮影が共同作業となり、同じ方向を向いて取り組むことができるのです。

 

【よくあるご依頼】かたい（真面目な）感じと柔らかい感じの2パターン

 

法人をターゲットとしたお仕事の女性。ご要望は真面目な感じと柔らかい感じの2パターンの撮影。ビジネスツールとしてはニーズの多い撮影手法です。

いずれかに偏らず、それぞれの魅力を引き出さないといけません。モデルさんも撮影者も生身の人間ですから、スイッチを切り替えるようにはいきません。

 

あまり細々と伝えずに撮影を始めたところ表情の変化が豊かなので、シチュエーションを明確に分けずに自然な表情を追い、また引き出しました。

このあたりの判断は都度撮影の雰囲気を感じながら決めますが、撮影現場ではロジックに沿って進行しつつもエモーショナルなところを優先して対応しています。

 

 

ワンショットのビジネスポートレートこそ「凡事徹底」

 

背景の色から構図まで写真規定あり、ワンショットのポートレート撮影。ポージングも口を開くのもNG、素顔の良さを引き出します。

仕草やアングルで工夫の余地が限られますが、見えない、わかりにくいところをしっかり準備します。まずは基本姿勢を細かくお話しながらお直し。

凡事徹底、基本姿勢を意識するのと漫然と構えるのとでは見栄えは全然違ったものになります。

姿勢を作り込むほどに緊張しやすくなります。緊張がほぐれて素顔に自然な微笑みが宿るよう、優しくお声掛けします。

 

 

【証明写真も大切なツール】転職のサポートもお任せください！！

 

ビジネス用の御写真は宣材写真やプロフ写真だけではありません。就活・転職用の証明写真も重要なツールです。

私は会社勤めも面接官の経験も豊富ですが、大勢の求職者と顔を合わせる面接の現場では一度や二度お会いしただけの人をすべて克明には憶えていられません、

応募書類に添付された顔写真で面影を思い出しながら人となりを確認します。そんな場面に好感のもてる顔写真、重要ですよ。

 

フォトスタジオ　リバーシの就活（転職）用写真プランは手作業のビューティー仕上げ（美修正）と撮影データがついています。応募業界、職種などを伺いながら丁寧に時間をかけて撮影しています。

大変なときだからこそ、できる準備はしっかり進めて臨みたいものです。お気に召すまでお付き合いいたします。

 

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2021年5月よりパスポート申請用写真の要件が厳しくなっています。併せてご確認のうえお早めにご準備ください。