豊富なポージングバリエーションと演出で一期一会を徹底的に撮影しています

今年は前からお会いしたかった方や気になっていたひとと繋がることが多く、ご縁のある年になっています。

コロナ禍がひとまず落ち着いてきたことも大きいですね。商談やスカウト活動もし易い状況に戻ってきました。

写真室でも一期一会を思いながら、じっくり時間をかけて撮影に取り組んでいます。

 

動感のあるポージングをバリエーション豊かに撮影

ドレス→ドレスのお着替えありの宣材写真撮影。平素より沢山撮影していますが、ドレスの撮影は特にバリエーション豊富に撮影しています。

メールの文面から若い女性と予想し、お着替えの時間を長めに確保。おかげで充実した撮影ができました。

 

ご新規でしたが、以前撮影させて頂いた麗しき声楽家K先生のご紹介。その時もバリエーション豊富に楽しく撮影させていただきましたが、以後も何人もの生徒さんをご紹介頂きありがたいです。

 

 

後半の濃いめの赤のドレスは鮮烈で情熱的な印象を与える反面、光を吸収して意外と写真映えしにくく難しいご衣装のひとつです。

モデルさんに細かく演技指導をして、動感のあるポージングをバリエーション豊かに撮影を重ねました。

 

音楽家やコンテスタントの撮影の際、私はよくステージをイメージして撮影します。

WEBや印刷物での使い勝手から白を背景に撮影することが多いのですが、脳内は写真右のようにスポットライトを浴びる舞台をイメージしています。モデルさんにもイメージを伝え共有しています。

 

 

イメージを共有するということは、ポートレートを撮影するうえで特に大切にしていることの一つです。

 

ダンスパーティー・ファッションショー・ディナーショー・ミセスページェント

実は独立して間もない頃、ドレスパーティーの撮影を年間60～80件、延べ1万2千～5千人くらい撮影していました。

写真室を構えてからもアパレル大手オンワードグループのチャコットさんのファッションショーやディナーショー、ミセスページェントの撮影も経験しました。

ドレスはデザインや素材感で魅せ方が大きく変わります。何事も経験ですが、ドレスの撮影は特に力が入ります。

 

着物＋スピリチュアルな宣材写真

こちらは、うってかわって着物での宣材写真。占い師のプロフィールです。

占いの方のプロフィールはこれまで何度も撮影していますが、スピリチュアルなイメージを表現するため小道具、衣装はもとより、光と影の加減を微調整しながらイメージに近づけていきます。

演出で後方からのアクセントライトをグリッドで光量調整し、青系のカラーフィルターをライトにかけてお顔と着物の一部に青みを付けました。
こういった表現は後処理でも追加可能ですが、やり直しの利かない撮影段階からあえて施すことでモデルさんとイメージを共有することを大切にしました。また、仕上がりをより自然なものにしたいとも考えました。モデルさんがご新規であったことを考えるとちょっとした冒険のようですが、意図と技法が明確であれば冒険ではなくなります。

技巧的な演出は、さりげないことも大切です。言われなければそうとはっきりわからないくらいが望ましいです。ライティングは手段であって、目的ではないと思っています。

 

笑顔笑顔のバリエーション

初めての宣材写真撮影、クリっとした瞳と笑顔がチャーミングで魅力的でした。

宣材写真の撮影ではあまり笑わせすぎず、そのひとの素顔やもっている雰囲気を大切にしていますが、笑顔がとびきりチャーミングな場合は楽しくお話しながら笑顔を徹底的に撮影します。
※オーディションの趣旨を鑑み、全身写真はすこし真顔寄りの写真をセレクトしました。

写真から声が聞こえてきそうなスマイル…それも個性、大切にして欲しいです。

 

ダイエットの成果をしっかり活かして撮影

お着替えありのカジュアルポートレート。

リピーターさんですが、「前回撮影後ダイエットを頑張った」そうで、もともとチャーミングだったのがさらに素敵に映りました。
体型のことではなく、なにか明確な目標をもって取り組んでいる人は輝いて見えます。

前回とは少し違った脚の見せ方や身体の向き、アングルと、ダイエットの成果をしっかり活かした撮影になりました。

以前にも作例披露の許可は頂いていますが、乙女心を尊重して、ダイエットのビフォーアフターには触れずにご紹介を終えたいと思います。